ポッドキャスト: ポッドキャストに恋をする #ポキログ by 桐野美也子
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115 – 公式切り抜きで名番組を味わう/ポッドキャストの墓場/なぜ93%の番組が7エピソード以下で放置されてしまうのか?
Amazon Musicが人気ポッドキャストを5分程度に「公式に」切り抜いて紹介する番組をスタート、果たして長時間のポッドキャストの魅力を数分に切り抜けるものなのか。93%のポッドキャストがリリースから7エピソード以下で放置されてしまう現状を踏まえて、そうやって途中で終わってしまったポッドキャストの制作者たちにインタビューする『ポッドキャストの墓場』というイギリスのポッドキャストを紹介しました。 桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://forms.gle/rogtYCgZo
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114 – 秋田弁でいいじゃないか/2023年に伸びたカテゴリは育児!/野球やサイクリングといったマイナースポーツも急成長/2023まとめでリスナートレンドを探る
朝日新聞で取り上げられていたTBSポッドキャスト「秋田県人しかでない」を取り上げて、その魅力を語りました。1シーズン4話だけ、と小規模な編成ですが聞き応えがある良い空気感です。イギリスのスコットランドのポッドキャストを探して聞いている自分としても親近感が。他、Spotifyが発表した2023年トレンド、前回のリスナーに続いて今回はカテゴリーをご紹介。これからポッドキャストを始める人にも参考になるでしょうか。 桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://forms.gle/rog
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113 – ポッドキャスト機材紹介/YouTube MusicにRSSを登録してポッドキャスト購読可能に/2023年は各国で高年齢層のリスナー増加が顕著とSpotify報告書
ポッドキャスト業界も2023年まとめの時期に入りました。自分の機材もブログで紹介してみたので、連動してお話ししてみました。USBマイク1本やスマホ1台でも今やポッドキャストは収録できますが、ちょっとだけこだわるとこんな感じになるという参考になれば。YouTube Musicでユーザーが自由にポッドキャストを登録して購読できるようになったので試してみました。Spotifyの2023年ポッドキャストまとめ報告書では、各国での高年齢層のリスナー増加が注目されていました、ただし日本の状況レポートはなかったです…
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112 – アメリカNPRのポッドキャストガイドが良さそう/ポッドキャストの成功はリスナー数では判断できない/LogicにAIマスタリングが無料で追加/冬場の収録はノイズとの戦い
2021年に出版されたアメリカNPR(公共ラジオ放送)のポッドキャストガイドを購入したので、ファーストインプレッションを紹介しました。包括的な全ジャンル向けポッドキャストの入門書としては、2005年にオライリーから出版された Podcasting Hacks 以来なのかな?と思います。Logic Proで AIマスタリングツールが実装されました。寒くなってきたので、収録では加湿器などノイズとの戦いが始まりますね! 桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://forms.gle/
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111 – ポッドキャスターは最も信頼できる/商品紹介でポッドキャストを最も参考にするも満足度はYouTuberに負けるとの調査結果/ポッドキャストバブルはまだ弾けていないとアメリカの調査結果が示唆
Acastの調査によると、商品購入においてポッドキャスターを参考にすると答えた人の割合が最も多く、YouTuberと同等の結果だったようです。あまり日本語でポッドキャストを聴いていると感じませんが、アメリカではポッドキャスターに対する消費者の信頼度が高いようですね。これは広告主には良いニュースなのかもしれませんが、結果として広告が増えてしまうと商品紹介の信頼度も下がってしまうのかな? その広告数とリスナー数はアメリカでは2023年も伸び続けているようで、まだポッドキャストバブルは弾けていないんじゃないか
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110 – 女性向け「エロ」音声メディア/女性のためのポルノは何が違うか/黒字化したSpotifyのポッドキャスト部門はリストラ済み/電気グルーヴのツアーに行ってみて
性生活に満足していない女性が多い――そんな社会的背景から、女性向けかつパーソナライズされたエロティックな音声メディアがヨーロッパで人気を博している、という記事を紹介します。使ってみると、確かに性的指向からシチュエーションまでいろいろ選べるのですが、本質はそこではなく「音声での伝え方」にあるようです。Spotifyは2023年の第三四半期で2011年以来の黒字化を達成したそうですが、当ポキ研の103でお伝えしたように、巨額の投資をしてきたポッドキャスト部門を縮小した後ですから、それも影響しているかもしれな
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109 – 台本から音声までワンクリックでAIが全て作るポッドキャスト/アメリカ、依然として自動車内ではラジオが最強か/ポール・マッカートニーのポッドキャスト始まる
複数の生成AIを組み合わせればネタ集めから台本作り、音声の合成から配信まで全てを自動化できるのでは……というアイディアは誰でも思いつきますが、実際にやってみたという事例 Develop AI をご紹介します。英語ですが、かなり話し声や会話の調子は自然で、ポッドキャストっぽい。でも、話がつまらないらしいです。自動車の車内で何を聞くか、アメリカでは依然としてラジオが多数派とのこと。Apple Carplay や Google Android Auto の普及は、あまり影響していないのでしょうか。ポール・マッ
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108 – ポッドキャストによって啓蒙の時代が到来する?しない?/大手企業で番組の統廃合が進む/アメリカではポッドキャストバブルの終焉か
世界中の人が英語がわかって、アメリカの知識人の意識がたかいポッドキャストを聞く時代、来てるんでしょうか? 僕の周りでは来てないですけどね……スウェーデンの田舎町では来ているのか。WIREDの記事は「啓蒙の時代」の到来を議論します。アメリカの大手パブリッシャーではポッドキャスト関連のリストラが進み、広告収益がつかないような番組は整理の対象となっているようです。それでも世界的にはポッドキャストのエピソード配信数はこの1年で増加しているようで、どうなっていくのかな。 桐野宛のメッセージは特設のGoogl
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107 – カナダがポッドキャスト検閲に動く/事業者に登録と条件遵守を義務付け/英豪のSpotify Premiumでオーディオブック15時間を提供へ
カナダでポッドキャストなどを提供するオンラインストリーミング業者に対して登録を義務付け。登録後は利用者情報の提供など条件の遵守が業者には求められ、提供するコンテンツ内容に関する検閲方針は今後審議するとのことです。なかなか難しいことになってきました。スポティファイはイギリスとオーストラリアで提供しているオーディオブックを、プレミアムユーザーには15時間まで毎月提供することになりました。そもそも日本はオーディオブックが提供されていないエリアなので、当面は関係なさそうですが……。 桐野宛のメッセージは特
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106 – SpotifyでAI音声で英語をスペイン語に自動変換/iOS17ならApple Musicのラジオ番組がPodcastアプリで購読できる/Audibleで聴くアニメやマーベル作品を拡充
日本語のポッドキャストが英語に自動的に変換されたらすごいですけど、そんな未来が来るんでしょうか……今のところ、英語からスペイン語だけです。iOS17でポッドキャストアプリが模様替えされましたが、中身もいろいろ変わっているようです。前回くりごはんさんからおすすめいただいた『黒ヤギは眠れない』聞いてみました。「錬成」って長いこと使われている表現なんですね……。アニメ含め、Audibleでオーディオコンテンツの拡充を計っているようです。 桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://f