ポッドキャスト: ポッドキャストに恋をする #ポキログ by 桐野美也子
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089 – 日本でもリスナー調査始まる/Spotifyポッドキャスト部門が縮小/ポッドキャストの書籍化が進む/2005年12月の日経新聞で「ポッドキャストが米国で流行語に」と紹介
約1200人を対象とした「ポッドキャストユーザー意識調査」が2023年から始まったようです。10〜20代の若者に的を絞ったデータや分析をいくつか紹介します。Spotifyが人員削減を進める中で、ポッドキャスト部門でも200人を削減とのこと。どれくらいのインパクトなのでしょうか。芸能人やラジオパーソナリティなどのポッドキャストの書籍化が進み、売れているという日経の記事。ついでに古い日経新聞も調べてみて、2005年にポッドキャストを紹介していた記事を取り上げました。桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォ
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088 – ポッドキャスト制作補助AIがリリース/オーディオ業界における平等性、人種と性別による収入格差を問題視/劇場版スーパーマリオの英語アクセントを知りたい!
旧アンカー(現・スポティファイ・フォー・ポッドキャスター)に次ぐシェアをもつバズスプラウトが、番組制作を補助するAIツールをリリースしました。ただし有料です。時間の節約には大いに役に立ちそうですが……。EAP(オーディオ業界における平等性)プロジェクトが、白人ではなく、男性でもない場合、収入がガタ落ちする現状を問題提起しました。EAPはBBCやSpotifyなど350以上のオーディオ関連企業が署名する運動です。日本は蚊帳の外なのかもしれませんが、他人事ではないなと紹介しました。パーティータイムでは劇場版
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087 – 企業がポッドキャストに取り組む動機/米国限定だったEdison Podcast Metricsが英国に進出/ゼルダの伝説の海外CM/ポッドキャストランキングで番組ページを編集する方法
企業やブランドの支持者を増やすオウンドチャネルとしてポッドキャストに取り組む企業が出てきているとのこと。ただ長期的に取り組んでもなかなか結果が見えにくメディアなので、どれくらい企業が継続できるんでしょうか。2000人を対象に定期的な聴取調査を続けるアメリカのEdison Podcast Metricsがイギリスにも進出したとのこと。日本でも展開してもらえたら嬉しいですけど、無理でしょうね。他、パーティータイムではゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダムや、日本のポッドキャストランキングの話をしてい
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086 – ポッドキャストを読みながら聴けるサービス「Listen」/アメリカの大手ポッドキャスト企業もYouTubeには苦戦中/人の番組に出る楽しさとは?
新しい「Listen」というサービスが、ポッドキャストの文字起こし、さらに目次まで自動でつけてくれるので、すごいですね。聴く人がもっと集まればすごくいいコミュニティになる気がします。利用登録してみて、まずはファーストインプレッションをお話しします。アメリカ公共ラジオ放送(NPR)など大手ポッドキャストネットワークがYouTubeに進出するも、再生回数は極めて少なくて、誰も聞いてないという状況のようです。改めてポッドキャストとYouTubeの相性が問われる結果となりましたが、まだ結論を出すには早すぎるのか
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085 – ポッドキャストを長く続ける秘訣とは/志の低さが大事/収録を習慣化する/私をコラボの足がかりに(Guest: Platform 石橋・鳴海)
前回084から引き続き、雑談系ポッドキャスト『Platform』から石橋さんと鳴海さんを迎え、3人でスタジオに集まって収録しました。前回はポッドキャストを始めたきっかけについて伺ったので、今回は番組を1年以上続ける秘訣やコツを話し合ってみました。今回のコラボ企画はこれで終了となります。石橋さん、鳴海さん、ありがとうございました。桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://forms.gle/rogtYCgZojnq8Uux7 から。届いたメッセージは即、次回の番組内で紹介しています。
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084 – Youtubeでポッドキャストを聞く可能性と相性の悪さ/なぜポッドキャストを始めようと思ったか/番組を始めるきっかけとは何か(Guest: Platform 石橋・鳴海)
雑談系ポッドキャスト『Platform』から石橋さんと鳴海さんを迎え、3人でスタジオに集まって収録しました。アメリカではYouTubeのポッドキャストがYouTube Musicに配信されるようになったようです。しかしそもそもYouTubeに長時間のポッドキャストを掲載するのは良いことなのか、 ポッドキャストを配信する3人で話し合いました。パーティータイムではお二人がポッドキャストを始めたきっかけを深掘りしています。 なお、番組中で軽く話し合った経緯を踏まえて桐野が考えた結果、当番組の略称は「ポキ
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083 – KADOKAWA「聴くanime」の衝撃/最も長く聞かれるポッドキャストカテゴリーは?/動画ポッドキャストの制作者とってのコスパは疑問?
KADOKAWAの「聴くanime」ってすごい発明だな〜と衝撃を受けた桐野です。最も長時間聞かれるカテゴリーは「社会と文化」だそうで、最もダウンロードされるカテゴリー、登録番組数が多いカテゴリー、といった別の指標と合わせて考えると面白いなと思います。そんな中でポッドキャストであることを意識させず「聴くanime」として配信される作品群は若者の心を掴んでいるようで。面白いなと思います。もう一つの話題は動画ポッドキャストです。広告やマネタイズの側面ではポッドキャストの動画化は必然のようですが、果たして制作者
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082 – 故人の声をAIで生成してオーディオブックに/東京ガスとオーディオブックの「ながら」コラボ/コミュニティFMを聴き始めた話
オーディオブックをAIで生成する試みがどんなインパクトがあるのか、ウォールストリートジャーナルの記事を紹介しました。感情面だけでなくコスト面でも出版界にとってはメリットが大きいようですね。オーディオブックJPが東京ガスとコラボして有料プラン1ヶ月無料を提供するそうです。家事の合間の「ながら聴き」に注目したコラボですが、面白い着眼点です。パーティータイムではポッドキャスターと相性の悪い花粉症の話、最近コミュニティFMを聴き始めた話をしています。桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https:/
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081 – 4月は新規リスナー歓迎月間/YouTubeの新しいポッドキャスト機能を試してみてわかった素晴らしさとイマイチさ
そもそもポッドキャストというメディアの存在を知らない人に、ポッドキャストを聞いてもらうのって難しいですよね。4月はポッドキャスト全体のリスナー数を増やす月間にしようとTink社が提案しています。特定の番組ではなく、全体での底上げをしようというのが面白いですよね。YouTubeにポッドキャスト機能が実装され、日本からも利用できるようになって1ヶ月ちょっと経ちました。桐野も試してみまして、良かったところ、イマイチなところ、お話ししました。桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://for
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080 – 生成AIをポッドキャスターが活用する方法/アメリカ人のポッドキャストの聞き方/TVドラマ『お耳に合いましたら』にガッカリ?
ChatGPTのような生成AIは気のいい同僚、ポッドキャスターにとっては「隣に座ってる放送作家」「相談できるディレクター」として使えばいいんじゃないのかと試してもみました。メッセージの書き換えや、スクリプトを練るときに相談しながら進められるのはいいですね。他、YouGovの調査ではアメリカ人の半数がポッドキャストを聞いていて、家事や通勤の合間にながら聞きしているそうです。日本の調査結果(078で紹介)と比較してみました。パーティータイムではメッセージの紹介と、TTVドラマ『お耳に合いましたら』(073で
