ポッドキャスト: ポッドキャストに恋をする #ポキログ by 桐野美也子
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109 – 台本から音声までワンクリックでAIが全て作るポッドキャスト/アメリカ、依然として自動車内ではラジオが最強か/ポール・マッカートニーのポッドキャスト始まる
複数の生成AIを組み合わせればネタ集めから台本作り、音声の合成から配信まで全てを自動化できるのでは……というアイディアは誰でも思いつきますが、実際にやってみたという事例 Develop AI をご紹介します。英語ですが、かなり話し声や会話の調子は自然で、ポッドキャストっぽい。でも、話がつまらないらしいです。自動車の車内で何を聞くか、アメリカでは依然としてラジオが多数派とのこと。Apple Carplay や Google Android Auto の普及は、あまり影響していないのでしょうか。ポール・マッ
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108 – ポッドキャストによって啓蒙の時代が到来する?しない?/大手企業で番組の統廃合が進む/アメリカではポッドキャストバブルの終焉か
世界中の人が英語がわかって、アメリカの知識人の意識がたかいポッドキャストを聞く時代、来てるんでしょうか? 僕の周りでは来てないですけどね……スウェーデンの田舎町では来ているのか。WIREDの記事は「啓蒙の時代」の到来を議論します。アメリカの大手パブリッシャーではポッドキャスト関連のリストラが進み、広告収益がつかないような番組は整理の対象となっているようです。それでも世界的にはポッドキャストのエピソード配信数はこの1年で増加しているようで、どうなっていくのかな。 桐野宛のメッセージは特設のGoogl
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107 – カナダがポッドキャスト検閲に動く/事業者に登録と条件遵守を義務付け/英豪のSpotify Premiumでオーディオブック15時間を提供へ
カナダでポッドキャストなどを提供するオンラインストリーミング業者に対して登録を義務付け。登録後は利用者情報の提供など条件の遵守が業者には求められ、提供するコンテンツ内容に関する検閲方針は今後審議するとのことです。なかなか難しいことになってきました。スポティファイはイギリスとオーストラリアで提供しているオーディオブックを、プレミアムユーザーには15時間まで毎月提供することになりました。そもそも日本はオーディオブックが提供されていないエリアなので、当面は関係なさそうですが……。 桐野宛のメッセージは特
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106 – SpotifyでAI音声で英語をスペイン語に自動変換/iOS17ならApple Musicのラジオ番組がPodcastアプリで購読できる/Audibleで聴くアニメやマーベル作品を拡充
日本語のポッドキャストが英語に自動的に変換されたらすごいですけど、そんな未来が来るんでしょうか……今のところ、英語からスペイン語だけです。iOS17でポッドキャストアプリが模様替えされましたが、中身もいろいろ変わっているようです。前回くりごはんさんからおすすめいただいた『黒ヤギは眠れない』聞いてみました。「錬成」って長いこと使われている表現なんですね……。アニメ含め、Audibleでオーディオコンテンツの拡充を計っているようです。 桐野宛のメッセージは特設のGoogleフォーム https://f
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105 – Googleポッドキャスト終了/YouTube MusicでYouTube内のポッドキャストが検索/ステマ禁止でポッドキャスト広告はどうなる?
以前から噂されていましたが正式に2024年でGoogle Podcastsアプリが終了するとGoogleが発表しました。Googleポッドキャストユーザーは乗り換え先を探すことになりますが、YouTube Musicはまだまだ開発途上で、もうちょっとポッドキャスト対応が進まないと乗り換えは難しそうですね……。10月1日からステマ禁止と話題ですが、2016年にもステマ禁止が話題になったと思います。いろいろな法律でステマが禁止されてきているようです。ポッドキャストの広告はどうなるんでしょう。お便り、いただき
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104 – アメリカZ世代のポッドキャスト利用レポート/女性が5割/ソーシャルメディアから流入する/シリアスな話題や論争も/リラックス効果も期待
鈴鹿で開催中のF1日本GP予選から帰宅した夜に収録しました。アメリカSXMメディアによるZ世代のポッドキャストリスナー調査を紹介します。長いレポートの全てはリンク先で確認できますので、ここでは桐野が面白いと思った点を3つだけ。アメリカでは男性的な文化と捉えられがちなポッドキャストですが、Z世代のリスナーは50%が女性と「多様」。民族的にも多様なようで、これも白人中心の文化としてのポッドキャストとは違って面白いですね。また、ソーシャルメディアでのショートクリップをきっかけにポッドキャストを聞き始めるという
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103 – 1500億円を投じても儲からないポッドキャストという媒体/30秒の環境音をループしても儲からない/NHKが焚き火の映像を1時間流すらしい
Spotifyは2019年からポッドキャストをビジネスとして捉え、スタジオを買収したり、セレブなパーソナリティと契約したりと、巨額の投資(約1500億円)をしてきました。でも、儲かっていないようです。ポッドキャストって本当に儲からないんだな、と絶望的な気分になりますが、どうなんでしょうか。その一方、Spotifyからの支払いを増やすために30秒のトラックを24時間ループさせ続ければ20万円ほど儲かるというような話もありますが、事実とは異なるというやりとりがあったようです。NHKの焚き火番組はすごいなと思
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102 – 環境音ポッドキャストで260万円を稼ぐ/LISTENでポッドキャストをゼロから始める手/ポッドキャストで犯罪解決するミステリ小説/朝日新聞いいマイク使ってるね
ループされがちな環境音のポッドキャストで高額を稼ぐポッドキャストをSpotifyが禁止だそうで、ポッドキャストで環境音を流すというアイディアはアリだなとは思いますが、広告プログラムの趣旨にはそぐわないようです。ポッドキャスト書き起こしサービスLISTENが、自前でポッドキャストをホスティングできるようになりました。あとはサービスの先行きの安定性や、いざという時他のサービスに乗り換える引越し機能があるかどうかが気になるところです。イギリスのミステリ小説でポッドキャストが仕掛けとして出てきたので、ご紹介しま
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101 – 2023年末までにYouTubeがポッドキャストRSSに完全対応/ポッドキャストでラジオ広告は嫌われスキップされる/ジャパンタクシーには動画広告あるよね
2023年内にYouTubeがポッドキャストのRSSフィードに対応するとGoogleの関係者からコメントがあったようです。現在は南北アメリカのみですが、日本のYouTube Musicでポッドキャストも検索できるようになるようで、楽しみですね。ポッドキャストでラジオ広告をそのまま流しても誰も聞かないという件、テレビコマーシャルをTikTokで流さないとの同じだよと言われれば、確かにそうです。インディーズポッドキャスターのマニフェスト、最後の10個目は、富や名声ではなく情熱が大事だと。「3年間、誰も番組を
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100 – 動画切り抜きをポッドキャストにする/ジャパンタクシーにはラジオがついてない/世界の見え方が少し変わるポッドキャスト
切り抜き動画が定着して久しいですが、動画の切り抜きをポッドキャストにしてしまう(しかもそこに広告をつけてしまう)アイディアには驚きました。そういうのもニーズがあればアリですよね。儲かるから自発的に切り抜く人も出てくるということでしょうか。最近増えてきたトヨタのジャパンタクシーの車両にはラジオが標準搭載されていないそうで、これもびっくりです。インディーズポッドキャスターのマニフェストは9つまできました。今回は「インディーズポッドキャスターはリスナーの世界の見え方を変える」です。エピソードは協働作業(コラボ
